メンバーズルーム

第2回親睦桜ウォーキング

On 2005年4月3日, in 行事, by 佐藤

2005年4月3日

眉山は最近「さだまさし」さんの小説のタイトルにもなり、徳島県民には大変親しまれている山である。標高277mと低山であるが徳島市の中心部にあり、吉野川側から見えるこの山はまさしく「眉の山」であり、美しい山容をなしている。この眉山と同じく市の中心部にある城山もまた桜の名所である。名東郡医師会では昨年に続いて4月3日の日曜日にお花見を楽しみながら、ウォーキングするという親睦会を開催した。昨年も同じように4月の第一日曜日に開催したが、冷たい雨の1日で最悪の天候であった。しかし雨にもめげずに、城山1周(登山も)と眉山山頂までのコースでお花見とウォーキングを楽しんだ。予定では眉山も歩いて上がるつもりでいたが、雨のため断念しロープウェイを利用した。今年こそはとの思いで同じく城山1周と眉山登山というコースに挑戦することにした。

当日朝の天気は雨。天気予報では「低気圧のため午後には雷や雹の降る恐れもある」とのこと。今年も悪天候かと半ばあきらめながらも21人が参加。しかし幸運にも10時スタートする頃には雨もあがり、お花見日和となった。今年も中央公園では悪天候予想のせいか人出は少なかった。しかし桜は大半が5分咲き程度で十分にその美しさを堪能することができた。昨年とは違い右回りに城山をゆっくりと1周した。しかし今年は午後からの悪天候も予想されたため、城山には上がらずに小休止した後眉山をめざした。

鷲の門付近で集合写真

鷲の門付近で集合写真

枝垂桜は満開

枝垂桜は満開

中央公園を1周する

中央公園を1周する

大半の桜は5分咲き程度

大半の桜は5分咲き程度

眉山までは新町川水際公園などを通って登山口である阿波踊り会館まで歩いた。昨年はすぐにロープウェイに乗車したが、今年は予想外の好天気に恵まれ全員歩いて山頂を目指すことにした。天神社横の石段を上がり、その途中から「桜道」のような遊歩道にて眉山中腹にある花見茶屋まで行った。その桜道では昔からある自然で素朴な桜や鮮やかな赤色の椿の花が目を楽しませてくれた。この頃には晴れ間も見られ、ウォーキングにはやや暑いという昨年とは大違いの天候となった。中腹にある花見茶屋では丁度開店したという時間帯でまだ訪れている人はほとんどいなかった。ここで小休止するも、ここにある桜の木は6,7部咲き程度で非常に美しかった。

眉山中腹の桜道を歩く

眉山中腹の桜道を歩く

眉山中腹の桜

眉山中腹の桜

その後眉山中腹の舗装道路を東に進み、新西国参道ハイキングコースの遊歩道から山頂に向かって歩く。この道は適度な広さと傾斜で小学生でも簡単に登ることができる。ただしその登山道後半は傾斜が少し急となり、山道らしくなる。初めての眉山登山の方はこんな山道があるのかと驚き、苦しめられるに違いない。しかしこの日はお花見気分で楽しく?それなりに苦しく全員ほとんど休むことなく山頂まで歩くことができた。その途中では一部の人から「もう限界を超えている」との悲鳴もあがっていたが。

眉山を登る

眉山を登る

眉山山頂で花見弁当を食べる

眉山山頂で花見弁当を食べる

この登山道は山頂の東側に着く。昨年は山頂に着いた時はじっとしているとブルブル震えそうな寒さで閉口したが、今年は天気に恵まれた。悪天候のため昨年はやむなくレストランにて花見弁当を食べるはめになったが、今年は広場で悠々とビールを呑みながらお花見気分を味わうことができた。他の花見客もかなりいたが、残念ながら眉山山頂の桜はまだ蕾が多かった。しばらく休憩すると早くも雲行きが怪しくなってきたが、藤田会長の強い勧めもありほとんどの人はロープウェイを利用することなく自力で下山することにした。帰りは西側ルートで三島神社行き、春日神社行きを選択した。有名ラーメン店のすぐ真下に降りる三島神社行きか「焼餅」の店がある春日神社行きか意見が分かれたが、圧倒的に「焼餅」コースを多くの人が希望したため全員このルートを進んだ。これは女性陣が多いので致し方がない(どちらかというとハイキングコースとしては三島神社行きが良かったのであるが)。しかし女性陣は花見弁当だけでは十分満足できず、滝の焼餅の店で更なる満足感が得られたようである。またすぐ近くにある神社、お寺の見事な満開の桜の花見も楽しめたというおまけもついてきた。今回の参加者は日頃の運動不足を感じさせない健脚ぶりで、運動もしながらお花見もするという会で相互に親睦、交流ができ有意義な1日であったと確信している。

名東郡医師会としては昨年の桜ウォーキング、紫陽花ウォーキング(7月に佐那河内村にて行った)に続いて3回目のお花見ウォーキングである。会員、家族、従業員誰でも参加できる会で、親睦と健康増進を目的に今後も引き続き開催していく予定である。

 

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