平成23年7月31日午前8時30分から10時35分まで徳島市入田町の徳島市入田小・中学校で「徳島市民総合防災訓練」が実施された。
これは災害対策基本法及び徳島市地域防災計画に基づき、市民が主役となった市民参加型総合防災訓練を実施し、今後高い確率で発生することが予想されている東南海・南海地震等の大規模災害に備え、市民の防災意識の高揚及び地域防災力の向上を図る目的として実施されたものである。
名東郡医師会はトリアージ(負傷者を重症度、緊急度等により分類し、治療や搬送の順位をつける)後、負傷状態に応じて心肺蘇生法、骨折箇所の固定、出血の手当て等の応急処置訓練を行った。
参加者 藤田泰彦、幸田トモ子、佐藤隆久、三木聡
文慶記念内科 長女 香川真衣音(かがわまいね)
名東郡医師会では毎年県内でお花見を楽しみながらウォーキングする遠足を開催している。今年は神山町の「岳人の森」で見られるシャクナゲをメインに、豪快な「上り藤」で有名な神光寺、自然の地形を生かした「もり植物園」を歩きながら見て回った。5月8日23名の参加者で、国府町の藤田産婦人科を8時30分に出発した。貸し切りバスに乗り、約30分後に神光寺に到着。ここは新しくできた養瀬トンネルを抜けたすぐ近くにある。その上り藤は主幹道路からくっきりと全体を見ることができた。残念ながらピークを過ぎたその花は色あせた感じで、遠くから見たのではやや寂し感があった。バスを近くにに停めてもらい、歩いてそのお寺に向かった。この日は快晴で周囲の山の緑が美しく、その中に野生の美しいフジも見ることができた。道端にはタンポポやスミレが可憐に咲いていて、春爛漫な雰囲気を楽しむことができた。そのお寺には上り藤以外にも満開の淡いピンク色のシャクナゲや赤色のオンツツジそしてお寺の境内には白色のシャガの花がたくさんあって、紫色の藤の花と豪華な共演があった。肝心の上り藤は全体的には花が多く散っていたが、まだ一部では美しい姿を保っていた。藤の花は2種類あり、下に大きく垂れ下がる花(30cm以上)と一つ、一つの花が比較的大きくて濃い紫色の花がブドウ状に房を形成しているようなものがあった。まだ花の匂いもかぐわしく、大きな木の下では晴れた強い日差しをソフトにしてくれる癒しの空間を与えてくれた。また、一般に藤の花は紫色が多いが、そこには純白の花が咲いている藤の木もあった。それも見事に満開に花を咲かせていた。なお、春真っ盛りのこの日には近くの民家では大輪の美しい赤紫色のボタンの花も見ることができた。
その後神山の道の駅で休憩をとってから、もり植物園に行った。ここは駐車場がないので、下の道路にバスを停めて坂道を歩いてそこに向かった。まず目についたのが「メタセコイア」の大きな木。その看板には「日本一大きなメタセコイア」と書かれていた。40m以上の大木で、見上げるとツリー状の美しい姿があった。もしもこれをあの「クリスマスツリー」にして飾れば、日本一大きくて美しいツリーになるのではと一人勝手な連想を抱くほどであった。そのすぐ上には民家があり、ここが亡くなった杜性次さんのお家らしい。94歳で亡くなるまでここの植物園を手作りで開発し(平成5年に設立)、無料で開放していたことには頭が下がる思いである。その後は長男の方が遺志を継いでそこを管理しているらしい。決して見栄えのする植物園ではないが、その種類の多さ(約900種類を育てた)、個人の植物園にしてはその広々とした空間(2.6ヘクタール)に驚かされた。ここでは一番有名なのが黄色のレンギョウの花が咲く頃である。今年もその「レンギョウ祭り」の看板がまだ掲げられていた。しかし残念ながらその花はシーズンを終え、ほとんど見ることが出来なかった。多く咲いていた花は「オオデマリ」で、数多くの白色の花をつけた木が目立っていた。また花が黄色く咲いたヤマブキの木もあちこちにあった。
その植物園から約30分間山を上っていくと「岳人の森」キャンプ場がある。ここは山田勲さん(62歳)が23歳のころから山を開拓し、シャクナゲ1500本を植栽したという山岳植物園でもある。バスが到着すると、早速御主人の山田さんが園内を詳しく案内してくださった。今年は例年になく花の開花が遅く、本来なら連休中に満開になるはずが、まだ3,4分咲き程度であると。しかしシャクナゲの森に入っていくと、一部ではあるが美しく咲き誇った花があった。新鮮な淡い色からやや濃いピンク色まで可憐な花を堪能することができた。他にも絶滅危惧種の「シコクカッコソウ」や「クリンソウ」の貴重な花をたくさん見ることができた。しかし一番残念なのは、その山で一番広く群生している「ヒメシャガ」が全く咲いていなかったことである。後半の森の中で1輪だけひっそりと咲いている花があった。山田さんはこれが今年一番の開花であると説明してくれた。私はシャクナゲとヒメシャガのそれぞれ満開のころ訪れたことがあるが、それは甲乙つけがたい素晴らしい景観であった。その他、白い花を咲かせたヤマブキの木が多くあった。園内を1周した後山田さんが新しく創設した食事処「観月茶屋」にて薬膳料理をいただいた。日本料理を修行してきた息子さんが美味しい昼食を提供してくれた。遊山箱のような3重重ねの容器には和食のいろいろな料理がぎっしりと詰まっていた。その中には山田さんがロープを使って山の岩肌から採取してきた貴重な食材「岩茸」があり、その珍味を堪能した。そしてその箱には薄紫色のミツバツツジの花が、この店独特のわらびもちのお盆には白いコデマリの花が添えられたりしていた。その料理の味付け、ボリューム、新鮮さ、独創性に満足してその森を後にした。
最後にそこから約40分バスに乗って12番札所焼山寺に行った。その日団体のお遍路さんは見られなかったが、大勢の参拝客がいた。ここでは高地の故かまだ1本の八重桜が満開に咲いていた。また広い境内には白や赤のボタンの花も多く咲いていた。お寺を参拝した後そこから少し下った所にある田中食堂(藤田会長の知り合いの店)でうどんや草餅等のお接待を受け、お土産も頂いた。そこはお接待専用という店で、非常に元気というかパワーあふれるようなおばちゃん3人が我々を歓待してくれた。それで十分過ぎるほど満腹となって、午後4時過ぎには帰りついた。この日は快晴の天気に恵まれあちこちでいろいろな花を観賞し、美味しい薬膳料理とお接待を受け、眼の保養が十分できお腹も十二分に満足させてくれた。
4月4日今年は最高の天気に恵まれ、30数名で日和佐方面に出かけました(子供さんは乳幼児から高校生まで数名)。大型バスでの移動はここ数年で初めてです。今回それだけ参加人数が集まりました。まずは、那賀川の道の駅で小休止。ここで皆さん結構買い物をされていました。たくさんの新鮮な野菜等があるのが魅力のようです。次に薬王寺に寄りました。ここでは思いかけず満開の桜がいっぱい。日差しも柔らかく散策に最適でした。お寺の上からの眺望は青い海、日和佐の町並みが見えて大変よかったです。またこの日お接待があり、抹茶、和菓子のサービスを受け、大満足でした。
その後海亀上陸とNHKの朝ドラで有名となった大浜海岸に行きました。勿論その海亀博物館にも入って見学しました。そして海岸を散歩したりした後、すぐ近くの国民の宿「うみがめ荘」にて美味しい昼食を食べました。ここの2階からも美しい大浜海岸を見ることができました。その後道の駅「日和佐」にも立ち寄りました。薬王寺や大浜海岸での人ごみは予想以下でしたが、ここでは結構人が集まっていました。
最後に羽ノ浦町の岩脇公園の桜を見に行きました。ここでは数100mの桜のトンネルがありました。やや散り始めでしたが、十分満足のいくお花見ができました。ここの桜の木はいずれも素朴な歴史あるような古木で、その魅力にも感激しました。その後帰路につきましたが、帰りは楽ではありませんでした。予想以上の渋滞で半時間以上予定が遅くなりました。でもこれだけのお花見ができたのだから仕方ありません。ということで今年は天候に恵まれたいい遠足でした。
4月12日 妙見山公園、鳴門公園
今回は総勢22名の参加で鳴門方面に足を伸ばした。天気は快晴。4月とは思えぬ初夏のような天気であった。よって心はうきうきするような遠足気分でバスに乗った。最後の乗車である高杉病院からまもなくして吉野川堤防へ向かった。するとすぐそこに有名な第十堰をみることができた。その後快調にバスは走り、鳴門の妙見山公園に着いた。ここでは桜のお花見を一番に期待していた。しかし残念無念。それは1週間前ぐらいが恐らくピークの花盛りと思えるようなものであった。といことで全体に花見客は少なく、閑散としていた。我々はのんびりと公園内を散策。そして有名な鳥居博物館に全員で入った。この妙見山ではなんと言ってもこの博物館がシンボルである。スマートなお城の建築が壮観である。天守閣では爽やかな涼風の元、鳴門の景色が一望できた。
そこから鳴門公園に向かった。高速料金の値下げゆえか県外からの観光客が多かった。展望台で大鳴門橋や向かいの淡路島、鳴門海峡をゆっくりと眺めた。その後「渦の道」に全員で行った。この日は通算600万人目の来場が予想されていた。ひょっとしてと期待したが、私たちの約1時間前にその当たりが?あった。渦の道はやや風が強く、歩いて丁度よい気温であった。快晴ゆえ鳴門海峡の渦を十分に見ることができ、皆さん満足したと思う。かなりの数の観光客がこの道を歩いていたが、比較的広い道なので、それほど混雑することなくウォークすることができた。
鳴門公園を散策した後、淡路島に行った。そこでは展望レストラン「うずしお」にて昼食を食べた。そこは道の駅ような特産品の販売もあった。ここではさすがに淡路島と感じたのは「たまねぎのソフトクリーム」があったことである。その後鳴門スカイラインを走り、国府町、入田町に帰っていった。
8月3日に参加募集して集まった12人で剣山へ行きました。剣山は西日本で第二番目の高峰であります。特に有名なのがこの時期に咲くキレンゲショウマであります。約2週間程度しか咲かないので、このころには大勢の登山客が訪れます。それは黄色い可憐な花で一度見たらとても印象的です。なおこの花は他の山では見られないので特に値打ちがあります。ということで非常に暑いさなかでしたが、この花を見ることを楽しみとして行きました。
暑い、暑い1日でしたが、全員無事下山しました。帰りのリフトは楽チンでした。何とかお目当てのキレンゲショウマを見ることができました。やや蕾が多かったのが少し残念でした。しかしこの日はとても登山客が多くて活気があり、来てよかったです。
高越山ハイキング 2007年5月13日
旧山川町には国の天然記念物のオンツツジが毎年見事な花を咲かせている。そこは高越山山頂の近くにある。今年はその花を見にハイキングを行った。今回は参加者が少なかったが、天候には恵まれ楽しく行った。
参加者は8時に藤田産婦人科の駐車場に集合した。そこからマイクロバスに乗って、高越山、船窪公園を目指した。公園の駐車場は広く、満開時にはいっぱいになるが、全然車の姿はなかった・・・嫌な予感。(^_^;) ここでバスから降りて公園まで歩く。ゆっくりとした上り坂。距離は600mぐらい。この日ここでは予想以上に寒く、歩いている方が心地よかった。やはり1000mの山の上は空気が違う、気温が低い。公園入り口で記念写真を撮る。上のように、葉っぱは緑が美しいが・・・花は少々のつぼみ程度。むむむ、残念。皆さん、せめてもの初夏の新緑で我慢、勘弁してね。(^_^;)
公園内を1周して、そこから約3kmの高越寺に行く。その前半はアップダウンのある舗装道路。ここは思った以上にキツイ。よって途中でバスの迎えを頼む。結局ここの半分はバスに乗った。後半はお寺の駐車場から山道を歩く。ここは緑のトンネルの中を歩くようで気持ちいい。しかしここもさすがに山の上だけあって、上り下りが多い。しかし皆さんさほど疲れた様子なく、元気に歩いた。高越寺はこの日おゴマを炊く行事があった。多くの人が集まっていた。しばらく見学した後、1122mの山頂を目指した。そこから数分間山を上がると高越山山頂に着く。ここは一部穴吹方面の眺望があった。その後再度お寺に下りて、お祭りを見学した後引き換えした。結局花は不発であったが、お寺では期せずして神聖な行事を見学することができた。皆さんこれで少し満足、満足。これがないと少し寂しいハイキングとなっていたが。結果オーライですかね。(^。^)
2006年4月9日
4月9日神山町の森林公園は桜が満開となっていた。公園に入る進入道路から山頂広場までたくさんの桜が美しい花を咲かせていた。その数は3000本といわれている。県下有数の桜の名所である。今年は雨が多く不順な天候が続いている中、この週末の天気は比較的恵まれて多くの花見客が訪れた。名東郡医師会では会員とその家族、従業員らの親睦、交流、健康増進を目的に桜を見ながらウォーキングする会を開催している。過去2年間は徳島中央公園、眉山にて行ったが、今年は地元に近い神山森林公園で開催した。
この日は多くの人出が予想され、早い時間帯から行動したほうがよいとの判断で9時過ぎに森林学習館前に集合した。ここには「標準開花宣言桜」の美しい枝垂れ桜の木が私たちを待ち受けていた。この時すでに大勢の花見客は集まっていた。その中には朝早く来て、朝食をここで食べたという人もいた。日本人は桜、お花見が大好きである。9時半ごろに私達20人(大人15人、子供5人)は約3時間コースのウォーキングに出発した。
大勢の人ごみの中、左回りに桜並木のある広場をゆっくりと歩いていった。ほとんどの木は満開でしかも散っておらず、たくさんのソメイヨシノ、山桜、右近桜などの花を観賞した。約半周後、「みはらしが原」行きの坂道に入った。そして「つばきの道」という遊歩道に進むと、まだまだ美しさを保っている赤やピンク色の椿の花にも目を奪われた。その後「つばきの道」の途中から「みはらしが原」に至る階段を上がった。下にある広場は大勢の花見客がいたが、ここには数人の人がいただけであった。360度見渡せる気持ちいい原っぱであるが、この日の視界は今一つであった(黄砂の影響あり)。しばしここで小休止した後、満開の桜は全然ないがヤマモモの木などを見ながら「みはらしが原」をゆっくりと歩いた。
その後坂道を下り、駐車場近くから水車小屋、山桜群生地を目指した。途中「大ヤマモモの木」を見に行った。ヤマモモの木は徳島県の木として有名であるが、この木は恐らく最大級であろうと思われた。ここから水車小屋に向かう予定であったが、私が道を間違えてその手前の険しい山道を進んだ。結局山桜群生地には到達したが、そこに至る道は急坂で、幾人かの参加者はここで疲労困憊したようである。その後「泉の広場」に着いたときは皆さんかなりぐったりとした表情になっていた。数人はここで引き返し、残りの人はここから山道を歩いて「北の展望台」に向かった。途中にはレンギョウの黄色い花が鮮やかに目に飛び込んできた。そこで小休止した後、広場の桜の木の下にて全員で花見弁当を食べる予定となっていた。
しかしながら肝腎の出前の弁当はなかなかやってこなかった。腹ペコを訴える子供たちの気持ちは機嫌が悪くなったり、かなりの運動した皆さんはがっかりとなった。というのもこの日森林公園の人出は約1万人もあった由。駐車場に至るまでに車が長蛇の列・・・下のレストラン「やすらぎ」からずっと車は連なったという。出前の人はかなり早く店を出発したらしいが、大渋滞に巻き込まれ、弁当が到着したのは40分ぐらいオーバーしていた。それが到着した後は皆さん元気となり、美味しい花見弁当を満喫した。弁当を食べながら最後は簡単な自己紹介をしたり、「しりとりゲーム」をして楽しく過ごすことができた。この時小学2年生のH君がはりきって「しりとりゲーム」の主役となり大いに座を沸かせてくれた。いろいろトラブルはあったが、楽しいお花見とかなりの運動量のウォーキングをした後美味しい花見弁当を食べて充実した一日を過ごすことができた。皆さんコレに懲りずに来年もやりましょう!